「共生社会は強制ではない。」心が動いた人が出来る事をすればいい。僕等は皆に協力して貰って、背中を押して貰って、その機会をただただ作るだけなんですという話。

2011年の東日本大震災時に現地で感じた複雑な思いは僕等のコミュニティや共生という概念を180度変えました。
2012年に福岡で「障がいを自分事として感じてもらう」為の疑似体験会は約2年間で参加者が30人程度。伝えたい思いを伝えられない苦しい時期がありました。
だからこそ興味のない人を振り向かせるためにはどうしたらいいかと2024年の今迄ずっと考えてきました。※当時の思いを記事にまとめたのでご覧ください。https://happyride.info/2023/03/11/3069/

障がい者と健常者を取り巻く地域共生を目指す為のプログラムを2015年からトライアンドエラーで繰り返し今回は満を持して福岡市からチャンスを頂き共生社会実現の為のプログラムに事業として真正面から向き合いました

今回こだわった4つの事

・福祉体験だと分からないビジュアルと設定
・楽しさに特化し学びも共存するプログラム内容
・体験終了時に障がい者の出来ないを理解出来る仕掛け
・障がいの特性である「出来ない」の解決方法

Firststep:僕等が最初にやった事

先ずは何のためにやるのか、このプログラムが誰に何を提供できるのか?
マーケティングサイドからターゲットも設定してMindmapを作りOW64で
しっかりとやらない事を決めました。

Secondstep:ターゲットに刺さるプログラム内容の仮説検証

核となる部分が決まりターゲティングとプログラム内容に着手しました。仮説検証を高速でまわしたこともありプログラム(それに伴いビジュアルも)
何度も変わりました。

1.ネーミング
      「共生社会体験ゲーム」として始動
       名前が福祉を連想させてしまう事で何度も変更
2.ターゲティング
  誰にでも楽しんでもらえ皆に愛される内容を企画
   仕事帰りに参加してもらえるような内容は?
 「福祉x縁日」はどうかという仮説で検証開始
3.セグメント
  子供向けの内容とそれ以外の内容の2案を用意
  「シンキョウセイゲーム」と「チャレンジマーケット」
4.ペルソナとコンテンツ
  謎解きイベントに参加する20-30歳の左脳系の会社員
  縁日や季節のイベントに高確率で参加する層
5.仮説検証
 縁日の内容で障がい体験できるか?車いす、視覚は出来る
 障害体験は提供できても協力という共生部分が弱いので修正
 設定を付けて皆で1つの課題を解決できる内容を考案
 ビジュアルが設定に追いついてないのでキャラクターを考案
 カードやチラシにして名前や設定をつけ更なる没入感を演出
 BGMも色々と試してみる
6.プログラム内容
 みんながイメージできるアニメや映画のような設定
  縁日x障害体験は発展性がなくここで企画中止

半年に及ぶ仮説検証で辿り着いたのが

地球滅亡の危機 で宇宙魔王から地球を救う5人

に設定しました。

Thirdstep:キービジュアル設定

設定や内容が変わると当然、ビジュアルも変わります。

初期のキョウセイゲーム

縁日x障害体験ゲーム(チャレンジマーケット)

中期のキョウセイゲーム

シンキョウセイゲーム(初期)

そうして決定したメインビジュアルはコチラです。

メインビジュアル

設定や物語はコチラ

参加者の様子一覧

小学生・中学生・専門学生・20・30・40・60・70代
述べ150人の方が楽しんで参加

アンケート結果も実に9割以上の方が楽しんでくださいました。
中には簡単だったと専門学生が答えていましたが
それは凄く真剣に会議をしてくれて誰が何を出来るか?誰がサポートしたら上手くいくのか?を話し合った結果なんですよね

参加者の様子をご覧ください
まさに想定していた行列ができる福祉体験になりました。



 

 

 

 

共生社会は強制ではない

僕等が描く未来像

 

そもそもが共生社会は強制ではないのです。
心が動いた人が自分にできるアクションを起こせばいいと
僕等は考えています。

障がいに興味ない人の心が動く瞬間を増やしたい
障がいが近くにない人に新しい価値観の提供をしたい

そのためにやる事リスト

・支援者・支援団体を増やす
・支援者の声かけをしっかりやる
・シンキョウセイゲームを拡げる為に
 さらなる没入感とゲームマスターの力量をあげる
・インスタ投稿の精度を上げプログラムの説明と紹介を
 効果的に行い参加したいという団体や人数を増やす

僕等はお互い様の関係を作る為にまだまだ考え続けていきます。
ハッピーライドへの様々な形での活動支援を宜しくお願いいたします

心が動いたら
あなたに出来る事や出来そうな事も教えてください

福岡市NPO活動支援基金でハッピーライドに寄付ができます

福岡市NPO活動支援基金とは

NPOには、福祉、環境、子ども育成、社会教育の推進など様々な分野で、社会的ニーズにきめ細かく対応できる新たな公共の担い手として、大きな期待が寄せられています。
福岡市では、NPOの公益的な活動に必要な資金を助成するとともに、市民の寄付を通した社会貢献意欲を高めることにより、市民の自主的・自発的な活動の促進を図るため、「福岡市NPO活動支援基金(愛称:あすみん夢ファンド)」を設置しております。

 

個人

福岡市への寄付金(ふるさと納税等)は、所定の手続きにより、所得税及び個人住民税から控除を受けることができます。寄付金の払い込み後に、福岡市から「寄附金受領証明書」(領収書)をお送りしますので、確定申告の際に、「寄附金受領証明書」(領収書)を添付した確定申告書を管轄の税務署に提出してください。
なお、所得税と個人住民税の控除を受けるためには、原則として確定申告が必要ですが、特定の条件を満たす方につきましては、ワンストップ特例制度を利用する旨の申請書を提出することで、確定申告をしなくても寄附金税額控除を受けられます。
詳しくは、総務省ふるさと納税ポータルサイトをご確認ください。

法人

地方公共団体への寄付は、全額が損金に算入されます。
詳しくは、国税庁ホームページをご確認ください。



寄付の方法

以下の方法で寄付いただけます。
ただし、法人からの寄付は、福岡市電子申請システムもしくは福岡市NPO活動支援基金担当課へのお電話のみで対応しております。

福岡市電子申請システム(銀行振込)

下記URLより申請いただけます。
後日、銀行納付書をご郵送いたしますので、専用の納付書にて銀行でのお振込みをお願いします。
https://ttzk.graffer.jp/city-fukuoka/smart-apply/apply-procedure-alias/asuminyumefund

福岡市NPO活動支援基金担当課へのお電話(銀行振込)

下記までお電話ください。後日、銀行納付書をご郵送いたしますので、専用の納付書にて銀行でのお振込みをお願いします。

福岡市 市民局コミュニティ推進部 市民公益活動推進課 企画推進係
電話番号:092-711-4283(平日:9時00分~17時00分)

最後になりますが、このチャンスをいただいた
福岡市NPO活動推進補助金事業には感謝しかありません。

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