『これくらいで頼んでいいのかな?』と思ったときこそ頼ってください

「水を買いたいけれど、重くて運べない」

「トイレットペーパーやおむつは、かさばって持ち帰れない」

「お店に行きたいけれど、坂道や荷物のことを考えると難しい」

宇城市の大野復興住宅と、その近くにお住まいの高齢の方、障がいのある方など、買い物にお困りの方へ。そんな毎日の買い物を、NPO法人ハッピーライドがお手伝いします。

「重い」は、ただの重さじゃない

水のペットボトル1本。それがどれだけ重いかは、持つ人の暮らしによってまったく違います。

足が悪ければ、買い物に行くまでの坂道がまず壁になる。やっとお店に着いても、重いもの、大きなものは持って帰れない。タクシーを使えば往復で2,000円、3,000円。バスは止まっている。

歩くのも難しいのに、バスはなくなった。近くのスーパーは廃業した。買い物に困る人が、たくさん出ています。

僕たちは、買い物に行けなくなった方の暮らしを、頭の中で何度も想像してきました。「可哀想だから手伝う」のではありません。その人の生活の背景を具体的に想像すること。そこに本当の困りごとが見えてくるからです。

いちばんの壁は、「申し訳ない」でした

訪問を重ねる中で、何度も聞いた言葉があります。

「こんな重いものをお願いしたら悪いかな」「少しの買い物なのに、来てもらうのは申し訳ない」

その遠慮の向こう側で、無理を重ねている方がいました。

はっきり言わせてください。重いもの、大きなものこそ、頼ってください。「これくらい頼んでいいのかな」と思ったときこそ、電話してください。

頼むことは、迷惑ではありません。「できない」「困っている」と言ってもらえることは、僕たちにとって、その人の暮らしを知るための一番大事な情報です。

買い物は、玄関で終わりじゃない

品物が玄関に届けば終わり、とは限りません。

両手で杖を使っている方、移動に負担がある方にとっては、玄関から部屋の中へ荷物を運ぶことも大変なことです。

「玄関まで出るのが難しい」「届いても、自分では中に運べない」「2階、3階まで持ってきてもらえるだろうか」

そんなことも、ご相談ください。ご本人の希望を伺いながら、どこに置けば受け取りやすく、使いやすいかを一緒に考えます。僕たちからも「中まで運びましょうか」「どこに置くと使いやすいですか」と声をかけていきます。

うまく説明できなくても、大丈夫です

宇城市で訪問を重ねる中で、顔を合わせる回数が増えるにつれて、少しずつ聞けるようになったお話がありました。

最初は「大丈夫ですよ」とおっしゃっていた方から、日々の困りごとや、これからの不安を話していただけるようになりました。

困りごとを話すには、安心して話せる関係も大切なのだと学びました。

おむつなど、人に頼むのをためらう品物もあると思います。話せる範囲からで構いません。最初から全部を説明しようとしなくても大丈夫です。

買い物以外の暮らしの困りごとも伺い、必要に応じて制度や相談先の情報をお伝えします。

頼む側だけが、勇気を出すんじゃない

「これくらいなら、まだ自分で何とかしないと」と、無理を重ねる前に。まずは、今の暮らしで少し大変に感じていることを聞かせてください。

頼む側だけが勇気を出すのではなく、僕たちからも声をかけ、話しやすい関係をつくっていく。必要なものを、その方が使える場所まで届けられるように考える。

そんなハッピーライドでありたいと思っています。


買い物のお手伝い・暮らしの困りごとのご相談

NPO法人ハッピーライド(宇城市の災害対策本部メンバーです)

電話:092-201-8435

担当:常田・篠原・手島

できること

  1. お店まで一緒に 行きます
  2. 代わりに買ってきます(重いもの・大きなものこそ頼ってください)
  3. 困りごとをお聞きします(解決に向けて一緒に考え、制度や相談先の情報を伝えます)

※リフト付きの車ではないため、車椅子に座ったままのご乗車には対応していません。買い物代行など、ご希望に合う方法をご相談ください。

※本事業は、日本財団の助成を受けて実施しています。

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