「歩くだけでバリア情報を収集! 歩行データをもとにAIがバリアフリーマップを自動生成する」

「歩くだけでバリア情報を収集! 歩行データをもとにAIがバリアフリーマップを自動生成する」
こんな記事を見つけました!

バリアフリーマップとは、高齢者や車いす、ベビーカー利用者などの交通弱者でも安全に通行できるように段差や傾斜を明示した地図のことで、自治体や民間企業などが発行してるそうです。

一般的なバリアフリーマップは、高低差の情報が示されていても、それが「段差」なのか「坂」なのかが分からなかったり、網羅性に欠けたりするなど、精度がバラバラなことが多いらしく、そのため交通弱者の方からすると、
バリアフリーマップを見ていたのに外出先で予期せぬバリアに遭遇し、
スムーズに移動ができないことがあるそうです。困りますよね。


MAPの作り方としては、人が歩きながら段差や階段などのバリアを一つずつ見つけて記録するのが一般的だそうです。
ただ、バリアを見つけるために地道に歩くことが必要になるため、
時間もコストも膨大にかかるのが課題みたいですね。

今回載ってた新しい作り方は、歩行者のスマートフォンのセンサーで加速度と角速度データを取得し、そのデータをAIが解析するというものだそうです。
人の歩き方は、平地と坂や階段では違うので、歩き方の加速度と角速度データを基に、AIが歩き方の変化から階段や坂道の存在を検出し、地図上にバリアの位置を自動で表してくれます。


スマートフォンを持っていつも通り歩くだけでバリアフリーマップができるそうです。
人手では見つけられなかったようなバリアを多く見つけることができたそう。

 

人手で作られたマップは一度作成した後に再度人が歩いて更新箇所を見つけ出す必要があります。
一方、今回の作り方では人が歩いた道の情報をリアルタイムで取得して即時に反映できるため、常に最新情報がわかるバリアフリーマップになることが大きな違い。

リアルタイムに地図を更新できる点を生かして、災害時における適切な避難所へのルートナビゲーションシステムが可能になるかもしれないとのこと。
凄いですよね!
早く実現して広まって欲しいものです。


また使う方にぴったりのルートを提案することも考えてて、
腰が痛いので負担をかけたくないという人にはできるだけ階段や坂がない平たんなルートを提案したり、
逆に運動したい人には負荷が高いルートを提案したりできるシステムも今後実現可能になると思いますって。
使い方でMAPを選べるようになるとは便利ですね!

ただ、今の道路事情は、交通弱者に優しくないですよね。
車いすの方、視覚障がいの方、高齢者の方、いろんな方が気軽にどこでも出かけられるようになったらいいのにですね。

https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20250227_02

 

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