救出救助体験コースに参加してきました。
地震発生後、近所の一人暮らしの高齢者の墨田さんを救出に向かいます。
二次災害を避けるために
1.自分の身を守る装備を付ける
2.墨田さんの家に着いたらガスや電気の元を断つ
3.消火器、水バケツを用意
墨田さんの家に着いたら、家にいるか、無事かどうか声をかける。
「墨田さん、いますか?大丈夫ですか?」など声をかけ続けるのですが・・
ここで重要なのが『サイレントタイム』
どうしても焦って一方的に呼び続けてしまいがちになるので、
必ず相手の返答を聞くための『サイレントタイム』をとることが大切ということでした。
声をかけると墨田さんから返事があり生存を確認。
タンスの下敷きになって動けない状態でした。
いつまた余震が起こるかわからないので自分達の身の安全も考えながら救出を行います。
【振り返り・感想】
・自分の家の近所に災害時に助けを必要とする人がいるかどうか、
交流がなければ全くわからないので、日頃からの繋がりの大切さを感じました。
・救助に向かうにしても最低限の自分の装備はしっかりとして行かないと
手も足もでない状態になってしまうなあと思いました。
・『サイレントタイム』の重要性について、
早く発見したい助けたい気持ちが先に先に出てしまい自
分が声をかけるのに必死になってしまいそうで・・これは肝に銘じておきました。
・高齢者や障がい者の方は助けが必要でも声が出せないこともあるので、
常に身近に笛やホイッスルを置いておく方が安心だと思いました。
・頭ではどうするか分かっていても実際に災害が起こった時、動けるのか・・
焦らずに落ち着いて迅速に行動することが一番なのかもしれないですね。