堺市総合防災センターで要支援者避難コース、避難所生活コースを体験してきました。
今日は要支援者避難コースの地震体験をお話します
震度1・2・・と徐々に大きな揺れの体験していき
実際に起こった阪神淡路大震災などの大地震も体感することができました。
立っているのも難しいくらい激しく揺れる。
家具は倒れ窓ガラスは割れ、壁には亀裂が・・そんな状況・・・
実際に目の前がそうなった時、命を守るための行動がとれるだろうか・・
改めて「備える」ことの重要性を考えさせられました。
質問です
障害がちかくにないとイメージできないかもしれませんが?
上記の内容で避難できない障害者は主に何の障害かわかりますか?
※すぐ答えられた人は避難検定の上位者ですね
答えはざっとこんな感じでしょうか?
・エレベーターが止まったら身体障碍者(特に車いすユーザーは)降りれない
・エレベータが止まっているという事は電気も止まっていると考えられる
人工透析や医療器具の人はタイムリミットができる
・視覚障害者もドアの外がどうなっているかわからないのに怖いですよね
・発達障害・知的障害はパニックになって騒ぎ出すかもしれない
とするならば・・・僕には2つの答えがあります
表の提案
自分の住んでる地域や職場などのハザードマップを確認しておく
日頃から近所の人とコミュニケーションをとっておき避難所に連れて行ってもらえるなど
支援してもらえる体制を作る
どのような災害に弱いのか、避難場所は?ルートは?などしっかりと知っておくこと
家具の転倒防止、非常用持ち出し、食料品等の備蓄など自助の備えは必要
裏の提案
自分の家で避難できるように家具の転倒防止、非常用持ち出し、食料品等の備蓄など自助の備え
同じ障害を持つ当事者・その仲間・ヘルパーさんとの仲間同士でしっかりとしたネットワークを作る
ラインカメラを使えるようになってカメラで話せるトレーニングをする(災害に強いと聞きました)
自宅や自主避難所から食料など貰えないか避難所や電話をかけてもらえる仲間を2人は作る
もちろんこれだけではないし災害にもよりますが
最低限作り上げて欲しいなぁと思っています
この事業は真如苑の助成金を受けて行っています。