避難訓練に参加してきました!

3月19日、ぴあすまいる西センターの新施設での2回目の避難訓練に参加してきました。
地震が発生して火災が起きた。消化活動するも失敗という設定で行われました。

地震発生の情報が入ると支援員さんは安全確保のため移動しました。
とっさに利用者さんの頭の上に手を置く姿、流石です!

新しい施設で初めて玄関外まで避難しました。
施設が以前の倍くらいの広さになったので思った以上に大変と支援員さん!
ベットでの移動も初めての挑戦です。

マットで移動するのも初めてで利用者さんもドキドキ?ワクワク?の表情
お見せできないのが残念です。

今回は、マットごと送迎車に乗せるということにも初挑戦しました。
いつもの慣れた送迎車でもマットごと乗せるとうのは難しいようで、あれこれと試していました。
利用者さんも初めてのことで、「あれ~??なんで車椅子で乗らないの~??」みたいな顔をしてました。

今回指揮をとった施設長は、思った以上、予想以上に課題がたくさん見つかったので、やって良かったと話していました。

【課題や新たな発見】
1.館内放送ができないことがわかり、どう情報を全員の支援員に伝えるか
2.施設が以前よりも広くなったので移動時間がかかるし、声が部屋の隅々まで聞こえない
3.地震発生の情報が出たら、まずはみんなを一カ所に集めなければ、
  指示が聞こえなくてどうしていいかわからない職員がいた
4.ボランティアさんへの指示出しの難しさ
5.ボランティアさんへの指示出しの言葉をボランティアさんが理解できるような言葉で統一する
6.マットごと送迎車に乗せる難しさ
7.マットごとで送迎車に乗せる時には車の中に最低1名必ず必要
8.マットごと送迎車に乗せた時の利用者さんの安全について細かい配慮が必要
 ・体はマットでくるんでベルトで固定が必要、車にベルトを常時乗せておくことにする
 ・頭のところはどうする?
 ・マットから手を出したりするかも?
9.送迎車での移動には当初車1台につき運転サポーターの方1名で大丈夫と考えていたのですが、
  あと1名安全のための付き添い必要
  送迎車が5台あるのでサポーターの方が10名は必要
10.もし、送迎車が出せない状況になったら??も考えておく必要がある
11.どう地域と連携していくか、緊急時の協定を結んでおく必要もある

などなど・・たくさんの意見が出ていました。

いつも利用者さんがいる生活介護の部屋から玄関までの移動でも大変で
更にそこからマットのまま車に乗せるのも簡単なようでかなり難しいのがよく分かりました。
このようないろんなことを考えると、施設自体が安全な建物ならば移動しないが一番!!ですよね。
施設長も同感と言われました。

今後も利用者さんの命の安全を第一に考えて訓練に励まれることと思います。

この事業は九州朝日放送(株)から「福岡県共助社会づくり基金」への寄附金を活用して実施しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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