昨日の朝の訃報と僕の想い

俳優の梅宮辰夫さんが昨日(12月12日)に81歳で亡くなりました。

今年1月、6度目のがんとなる尿管がんの手術で左側の腎臓を摘出。翌2月から血液を浄化する人工透析を週3回受けていたそうです。僕自身のことになるんですが今、病で倒れるとしたらこのパターンしかないと思うので他人事にも思えませんでした。

腎機能っていうのは治るってのとは違って現状維持を持続できるかどうかって感じなんだよね。腎臓移植ってのはあるにはあるんだけど…まぁ、腎臓は2コあるから1コ上げても生きていられるとは言うけれど、なかなか額面通りに受け取れるってわけでもないし。だいたいは人工透析を受ける選択を取らざるを得ないんだよね。

僕自身もクレアチニンの数値がよくないので明日は我が身だったりします。(改善ってのはこれ以上悪くならないように施すってことしかないんだよね)

慢性腎不全などで人工透析されている人は障害年金の受給資格が得られるんだけど、会社勤めをしていて社会保険に加入していた人と国民年金のみな人とでは障害年金の額も大きく違うんだよね。

手続きは年金事務所に来所すればキチンと教えてはくれるんだけど、聞かないと親切には教えてくれません。体調を崩して肉体的にも精神的にも弱ってる時に「手続き・手続き!」と言われても、そんな余裕がないこともあると思うんだよね。

またマル長(特定疾病療養受領証)を申請すれば医療費が月に1万とか2万に収まる制度があることや、障害者手帳を提示すれば公共機関の交通費が半額になる制度とか…当事者にならないと実感はしないんだけど国はいろいろな制度を設けているんだよね。

ただ、手続きをキチンとしておかないとダメなんだよね。

障害年金の請求は手続きのタイミングをひとつ間違えると損をすることもあるんだよね。例えば障害認定日の請求の時効なんかは5年なので、本来は貰えるはずだった金額も(知らず知らずのうちになんだけど)消滅してることもあったりするんだよね。

国はいろいろな制度を設けてはいるんだけど、それでも優しくはありません。聞かれないことには答えません。答えられないではなく、答えません。そこまで周知しません。

当事者や自分の周りで該当することがないと興味の湧かない分野だと思うんですが、「知っていると知らない」では(使うことはほとんどないにしても)大きく違うということで。

梅宮辰夫さんの訃報を昨日の朝に聞いて、改めて勉強しておこうかなと思いました。もしかしたら自分の…また大切な誰かが困っている時にキチンとアドバイスできるようにね。

あとは健康体には戻れなくても今以上に悪化させないように。忙しすぎてDQウォークもログインしてない状況なんだけどね。再認識っていったら言葉が違うかも知れないけど、そう感じました。自分にまったく関係のない人でも人が亡くなるって悲しいものがあるよね。

81歳、まだまだ若いな…

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