10月から消費税が8%から10%に値上げされましたね。食料品は消費税8%に据え置きなんですが、調味料だとみりんは10%だったり、生活用品全体で言えばトイレットペーパーとか洗剤とかも10%になってたり…家計への税負担は確実にあると思います。ほんと嫌ですよね。
ちょっと前に登場して、最近は名前だけは知れ渡ったような感じもある○○ペイ。PayPayであったり、LINEPayであったり、メルペイだったり。その他にも山ほど登場しています。サービスが提供された当初は20%ポイントバック!!とか言ってましたが、それも最初のうちだけでした。企業も販売促進費としてキャンペーンを展開していたので永続的にすることはないと思ってましたが、例えば1番名前が浸透したPayPayは0.5%のポイントバックが基準値になっています。(キャンペーン等で増額になっていることはあるんだけど、キチンと表記されています。)
ちょっと前のことだから20%ポイントバックだけが脳裏に残っているかも知れないんだけど、これも数字のマジックで20%引き(もしくは2割引)と同意語ではないんだよね!
僕はPayPayに1,000円チャージします。
ちょうど1,000円の買い物をしました。
後日20%のポイントが付与されます。
1ヶ月後に200円分のポイントが手に入りました。
つまり1,000円で1,200円分の買い物ができるってことなんだよね。(時間はかかるけど)
小学校の時に割り算を習いました。1,000÷1,200=0.833333…って計算すると、20%ポイントバックは16.7%の値引きと変わらないってことなんですよね。賢いお母さんだとコンビニでジュースを買うより、スーパーでジュースを買った方が安いのはご存じですよね?購入するお店を替えるだけで16.7%って数字は意味がないものになっちゃうんですよね。
つまり、目先の数字だけに囚われてしまうと本当にお得なのか?見失ってしまうんですよね。
さて、10月から始まった消費税増税なんですが、国も目先を変えるためにキャッシュレス決済に対して2%と5%のポイントバックを9ヶ月間のみなんですが実施しています。
どこのお店が対象なのか?スマホで使えるアプリもあるのですが使い勝手は悪いです。そして適用条件がお店によって違います。もちろん自分が買い物をよくするお店だったらお得に買い物ができちゃいます。2%の増税分を補填できるって意味ではないよりあった方がいいキャンペーンだと僕も思います。
でもね、ポイントが貰えるのならって必要以上に買い物をするのも違うかなって思うんですよ。
食品ロスの問題と同じように、自分がいる分だけ買い物をする。9月最後に消費税が上がるからってトイレットペーパーや洗剤などがスーパーの棚から消えるくらい購入されていました。確かに増税分は安く買えたのかも知れません。でもキャッシュレス還元事業者のお店なら10月に入っても同じ価格で購入できます。また日替わり特売とかで価格も変わるものじゃないですか!安売りしてたわけでもないのに、そこでまとめ買いするほどでも…って思ってました。
今後9ヶ月間はポイントバックを気にすることも(買い物上手として)大切ではあるんですが、それよりも必要なものだけ購入する。高くても買わなければならない時もあるとは思うんだけど、適正な価格を把握しておく。そういうことがまずは当たり前にできるようになりたいですよね。