目次
Toggle1月18日のフォーラムで沢山の人の
価値観をひっくり返す事ができたのか?
ハッピーライドの手島と西川が当日のアンケートを基に分析と考察をしてくれました。
閉館時間が迫りながらも熱量にあふれたアンケートの
一部をご覧ください
ハッピーライド浩子による集計とまとめ
お帰りお急ぎの中
32人の方にご回答いただきました。ありがとうございました。
参加して良かった・・・30人
(福祉関係7/8人・障がい者5/6人・その他18/18人)
気づきがあった・・・・28人
(福祉関係6/7人・障がい者4/6人・その他18/18人)
◎回答内容
【気付き・感じたことなど】
★福祉関係の方
・自分を大切にすることで、他人に思いをはせることができ人に何かをやってあげたいという温かい気持ちが生まれる。優しい世界の展開に繋がる
・避難所の必須事項に犯罪(人権を守る)防止のシステムを入れるべき日常が、安心・安全の非日常へと繋がる
・障がい者本人の日常の大変さを知れた
・施設職員として普段からの行動について考えさせられた
★障がい者の方
・性被害があることに驚いた
・自分以外の障がい者の意見が知れてよかった
・自分自身がこれから何処に相談するか考えさせられた
・聴覚障がい者は情報を知らないことが多いので、もっと情報伝達が必要(安心カード等も)
・お話の中で、健常者といろんな障がい者が一緒にお話出来て良かった
・一般の人の認識と障がい者との認識の差が大きかった
認識の違いがあることが分かった
・こうした話題を一般の人と共有することは大事と思います
★障がい者・福祉関係 以外の方
・被災地での障がい者の扱いが特に心に残った
・いざという時に誰に相談すればいいのか普段から考えていないといけない
・お一人お一人全てにおいて考えさせられました
・先ずは知ることが大切と思いました
・全ての方の内容に考えさせられた。しっかり向き合わなければいけないと思った
・物資だけではなく、色々考えを巡らせ、周りに話題としてふっていこうと思う
・障がい者の生の声を聞いてとても考えさせられた
・いろんな場所で気を配れたり、手助け出来るようになりたいと思います
・具体的な体験がとても伝わってきた
・点字ブロックの必要性を再確認した
・障がい者がどういう気持ちで非難を考えているか生の声を聞くことが出来て、 本当に必要な支援方法について考えさせられた
・震災の裏側の語れないこと、女性が自分を守る、障がい者の避難所での実情など知らなかった
・障がい者の日常と非日常の両方とも知らなかった
・避難所は安全な場所と思い避難する人が多いと思うので、メディアで伝えた方がいい
・人権について、自分を大切にすることを改めて感じた
・障がい者の生の声を聞く機会があまりない中、いろんな障がいを持った方の声が聞けて災害時に問わず、私生活でも考えさせられる部分がありました
・避難所生活での性被害が起きてるとは考えたことも無かった
・避難所に入っていいはずの盲導犬が地域の避難所で受け入れ態勢があるか確認必要
出来てない所があるなら考えてもらう
・様々な障がいがある方から話を聞くことができ、やはり当事者から聞くことはとても大切だと思った
・障がい者は避難しようにも出来ない事が多い
・全盲の方が、健常者よりも気を使って生活してるなんて
・知識をいれておくことが心の余裕になるのではと感じた
・コミュニティ作っておくことでいざという時の支えになる
・障がい者から直接お話を聞け、状況や気持ちを知ることができた
・自分に何ができるかをずっと考えてる自分に気付けました
・災害時の女性の身の危険への驚き
・避難所での性被害や障がい者の避難の大変さに感情が揺さぶられた
・災害時、みんなが寄り添っていかないといけない。思いやり大事
・近所の繋がり大事
【ご意見・ご感想など】
・とても心に残る催しをありがとうございました。
・防災・災害についてすぐ考えておかないといけないと思った。
・ハッピーライドさんいつもありがとうございます。
・参加してよかったです。自分で出来ることがあれば小さな事から始めたいと思いました。
・体験型ありがとうございました。本当に為になりました。
・色々な障がい者の避難をどうしたらいいのか考えて頂きたい思った。
・行政に声を伝え届けていける良い地域になればいい。
・場の固さを取っ払えたのは流石です。
・避難所の選択肢が無い場合はどうしたらいいのか?
避難所がダメというイメージが強かったが、どうすれば安心して避難所生活できるのか?という活動もお願いします。
・今回のお話とても貴重で、知ることの大切さがわかりました。
常田さんありがとうございました。すごい!
・知らない現実がご本人から聞けて有益な時間でした。ありがとうございました。
・新たな気付きがあり、それだけでも来た意味があった。
・途中参加でしたがとても勉強になりました。ありがとうございました。
・またこういう機会があれば参加したいです。
・楽しく為になるなるイベントをありがとうございました。
・いろいろと考えさせられ良かったです。
・しゃべらせてくれてありがとうございました。
・いろんな方面から話が聞けて、貴重な体験が出来ました。
・ありがとうございました。
・薬の事いついていざとなった時のことを聞きたい。
・被災地行かれた時ペットの犬たちはどうなってましたか?→ペットの質問については動画を出しますね
ハッピーライド翔平の要約と考察
福祉関係(要約)
障がい者のリアルな声を聴いたことで、
・日常的に接している障がい者への理解とより一層、相手の立場にたって考える(思いやり)を持つキッカケとなった。
・自分の施設は災害という非日常に対しての行動はどう対応するかの普段からの見直しや気づきになった。
・避難所においての状況などを知って犯罪等の防止策を取り入れていくようにとの声も上がっていた。
西川感想
普段から障がいを持った方と接している状況の方でも、
障がいの内容が変わると悩みや困りごとも違うという事を感じてもらえたのではないかと思う。勉強していて理解はしているとしても、当事者からのリアルな声というのは改めて自分はどうか?普段接している方はどうか?など振り返りや見直しのキッカケになっているのはすごく大切なことだと感じる。
皆が意識をする事・話をする事で共通認識などが生まれ、ルールを変更しようとする時でも声を上げやすくなる。
障がい者(要約)
・避難所での状況などは情報を得られにくい事なので、知って驚きの声や自分はどうしよう?と考えた。
・障がいの状況によるいが、特に聴覚や視覚障がいの方々は情報を得ることが健常者に比べ困難な状況にある為、
情報が入る事で学びとなり対策を考える(どこに相談しておくか等)選択肢が増える良い機会になった。
・他の健常者との認識や感覚の違いがあることを話し合えた・聞けたのはよかった。
西川感想
障がいを持っている方々は一つの出来事でもたくさんの対策を考えて行動したりするが、災害といういつ来るか、万が一のような頻繁に起きるわけではない事象においては、情報も少ない為対策が立てにくい。自分も当事者として知らなかった事も多く災害時は諦めていたが、一つ一つ知っていく事で、こうしておこう等対策がとれるのかなと感じた。その中でも、やはり普段からの人とのコミュニケーションは大事で、何かあった時に頼れる・連絡できる人は複数人いた方が良いなと感じた。
それ以外(要約)
・障がいを持たれた方の話が聞けて考えさせられた方が多数。
その中でも自分には何ができるのか?や普段からの近所との繋がり(コミュニティ作り)が大事。
・災害時の障がい者の方の避難や性犯罪を知らなかった・考えていなかったので大変さを知れた。
・先ずは知る事が大切。障がいを持った方々の意見を知った事で周りと話して支援方法などを考えさせられた。
・障がいをもった方々の話を聞く機会がないので聞けて良かった。
西川感想
障がい当事者や福祉関係の方以外にも、話を聞いてもらえて本当に良かったと思う。なぜなら、大枠のルールや規則を作る人たちはそれ以外の方々が多いから知っておいてもらう事で議題に上がりやすい。
こういった機会を通して、現状を知ってもらい普段から気を留めてもらうだけでも、障がい当事者達にとっては大きなことだと思う。
アンケートの中にもあるように、近所との繋がりコミュニティ作りが万が一の災害において少しでも安心感に繋がる。少しずつでも一人ずつでもちょっとだけでも知る事で人への思いやりが生まれて未来は大きく変化していくと思う。
フォーラムに参加してアンケートを書いてくれた
健常者の18人中18人が
フォーラムに参加してよかった!
気付きがあった!
と答えています。
アンケートにもありましたが認識のずれが存在しますが強制することなく
インクルーシヴな視点から伝えて行きたいと思います
この活動は福岡市NPO活動支援補助金と
仲間からの寄付で企画運営する事が出来ました。