在宅(自宅・施設含む)避難についての考察

避難する事を躊躇ったり悩む全ての要支援者へ

障害があるから避難しない(できない)と考えている
あなたやあなたの近しい方の悩みを解決するために
東日本大震災から13年 
調査と研究、仮設の検証をしてきました。
もっともっと沢山の声が聞きたい
そして悩んでいるならみんなで対話をしましょう
思いつく事・考えられること全てやります
一緒に考えましょう

避難する難しさは想像以上
だから避難できないと僕等は考える


避難する(避難所に移動する)事が出来ない
避難所にいることが出来ない障害者、利用者の安全を
優先的に考えたい福祉関係者にとって
安心安全、そしてトイレに入れるかを含めた避難所の快適さは
すごく大切になってきます。

▸視覚障がい者は避難所のトイレに支援してもらえないといけません
 もちろん毎回です(支援を頼めずに24時間がまんした挙句もめた話も聞きました)
▸車いすユーザーは段差があるとダメ、車いすが入るスペースがないと排泄できない
▸和式トイレだと使えない高齢者もいる
▸重度障がい者の排泄にはとても時間がかかる
▸そもそも災害時にどうやって避難所に行くのか問題もある

聞き取りから見る避難に関する考え


令和元年から福岡市を中心に要支援者に向け避難に関する聞き取りを行っていますが
99%以上の方が避難所に行かない(行けない)と言ってます
※行くと答えられた方は視覚障害者の独居のかたで
「一人では不安で情報もわからないから」とおっしゃっていました。


ですが・・・その方もどうやって避難所まで行くのか??という問題があり
本人も明確には答えを持っていませんでした。

また去年 
防災マニュアルの検証で重度障がい者が多く通う施設に1年間入らせていただきました
最初はガイドラインにのっとって一時避難所に何分でどうやって行ったらいいのか?
を考えていましたが・・・歩行が困難で医療器具も必要な方もいてマンパワーも足りません
一旦 足を止めて「とどまる」という考えにしませんか?と施設長にお話しさせていただいてから
仮説検証していくと沢山のメリットを見つけました。
「在宅避難(施設内避難)」についての議論がもっと行われてもいいと思うんです。

福岡でも在宅避難に関する情報が出ていますがまだまだ情報が表には出てきていない
福祉避難所ですら聞いたことがないとアンケートの80%以上の人が答えています

2024年は支援者に対する研修と講習を受けた

日本で要支援者向けの防災訓練が大阪と東京にあります。
僕らは助成金をいただいて体験してきました。

色々と考えられていますが
障害者のからの視点はない気もしました

まだまだ改善できます
当事者の声も反映できるような機会を作っていきたいです

2024年これからの事業

▸11月18日 NOLIMIT会員様向け 防災訓練と講演
▸12月2日東京赤阪インターシティAIRビルにて

 避難所検定×謎解きで防災イベントで参加


▸12月8日在宅避難(自宅・施設含む)という防災を考え対話するバスツアーを開催
▸12月14日 避難所と防災についての講演
▸2025年1月18日
避難所VS在宅避難(自宅・施設含む)フォーラム
司会 小井出つよじさん

SPEAKER 
中村修二(株式会社キナックス有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役社長. 株式会社キナックスホールディテングス 取締役会長 )

池田良子(福岡市議会議員)先生 予定
脳○塞社長など多彩なゲストスピーカーが参加予定

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