堺市総合防災センターの要支援者避難コースの体験談Part2です。
①訓練ガイダンス
火災時に煙の中を避難する時の方法について教えて頂きました。
分かっているようで正しく理解していなかったことに気付くことができました。
②煙・暗闇避難体験
火災時に煙の中を避難するには鼻と口をハンカチなどで押さえ
腰を低くして逃げると思っていたのですが、そんな単純なことではなかったです。
床は何が落ちているかわからないので膝は床についてはいけないし、
腰を低くするのも思った以上に低くしないと安全ではないということがわかりました。
煙の中を実際に鼻と口をハンカチで押さえて腰を低くして歩きましたが
結構労力を使います。
また、煙は人が1人通ると煙の回りが早くなり
あっという間に部屋全体に広がることが分かりました。
なので、1人ずつ避難するのではなく全員で一度に行動するのが望ましいし、
忘れ物をしたからと戻るという行動は絶対にしてはいけないと説明があり肝に銘じました。
暗闇体験は、煙の中と同じままの姿勢で空いてる手で壁をつたって移動したのですが、
非常灯もついていない真っ暗の状態の中を移動したので
頭を「ゴン」と壁にぶつけたりしながらの避難でした。
2~3分くらいだとは思うのですが体感的には10分くらい彷徨った気がします。
見えない不安と姿勢の辛さは何とも言い難いものでした。
この事業は真如苑の助成を受けて行っています。