目次
Toggleここが凄いよ積水ハウス
1月18日に積水ハウスの方から山口県の積水ハウスの工場で安震館という地震を体験できる施設がありますよ・・とご紹介を受けたので、体験会に申し込み
ハッピーライドから常田、篠原で見学してきました
驚きに次ぐ驚き
本当に驚きました!!
最初は安震館に連れて行ってもらいました。
写真は禁止だったので説明がうろ覚えなんですけど(;^_^A
震度7の地震を体験できるというブースです。
そこで体験に選ばれた僕等は揺れを2パターンで体験しました。
耐震をしてない家の震度7の横揺れはめちゃくちゃ揺れます
それはそうですよね。少し怖かった・・(;^_^A
でも積水ハウスの技術による耐震構造では、同じ震度7なのに
テーブルは動かないし、体感するれ揺れも
ものすごく軽減されていたんです。
体験しないとこの差がわからない。この技術
これ凄くないですか??いや凄いんです!
体験できたからこそ分かる凄さなので福祉施設の関係者には
是非体験会に参加してほしいです(写真はイメージです)
その後の体験は、地震ブースの横にある巨大な怪獣のオブジェが炎を家の外壁に向かって吹くというブースの見学(写真はAIに書いてもらったイメージ画像です)
これ壁が燃えないんです!!驚きますよね????
そして表示されている温度計なんですけど炎が吹かれている
外壁は700度?800度?
でも家の中の内側はほとんど温度があがらず22度
程度をキープしているんです!!
どうなってるの????こんな事あります???
もうびっくりと驚きの連続です。
※すみません語彙力がなくて(;^_^A
なんて安心安全なんだ!!!積水ハウス
入っていきなり圧倒されます。
その後に担当の方から更なる驚きの内容が明かされました。
な、なんと東日本大震災含めた地震の際に
積水ハウスの建物は半壊も全壊も「0」だったとの事です!!!!
安震館で体験した免震構造と外壁の凄さを体験しからこそ納得できました。
もう何度も繰り返しますが、本当に百聞は一見に如かず!
体験してきてほしいです。
積水ハウスの見学会に福祉施設の関係者にして参加してほしい理由
僕等には東日本大震災での避難所での複雑な思いがあり、強制ではない共生社会を目指しています。障がい者が避難所に、いられない事を知っているし、自分達で避難する事の難しさも知っています。
ハッピーライドが福祉体験に力をいれる理由はコチラ
ハッピーライドができるまで – NPO法人ハッピーライド (happyride.info)
だからこそハッピーライドは去年の10月から福岡県の協働事業で西区にある施設と一緒に防災マニュアルの検証とBCP策定に向け地域支援者を獲得するための事業を行っています
「重度障がい者は避難所に逃げないほうがいい」
その事業で仮説検証した結果
「重度障がい者は避難所に逃げないほうがいい」
という答えに辿り着きました。
避難場所にもよるのですが・・・
一次避難はせずに施設に留まるという事です。
当初は防災マニュアルの検証を目的に避難訓練に参加させていただき
いかに早く移動できるにはどうしたらいいか?
サポーターを増やすにはどうしたらいいか?
移動のサポートに協力して貰うために
地域との連携を考えたりしていたんです。
・寝返りを打つ事すら難しい重度障がい者は自分で避難出来ない
・避難のための移動は、利用者一人につき職員2人で移動させる
・利用者によってはストレッチャーごとの移動になる
・医療用ケアの機械も持っていく必要がある
・職員の数は制度で決まっていたり、慢性的な人手不足がある
・一時避難場所にはバリアフリー完備ではない
その他にも
避難所ではトイレに入ることができないですし、
医療用ケア、おむつもありません。
だからこそ福岡県と施設に留まるという
事を提案させていただきました。
実は、火事の時だけは逃げなければいけないよね…の声も上がっていて
その問題をどう解決するか?と考えていた時に
積水ハウスの見学会で積水ハウスがどれだけ安心安全で快適化を提供しているのかを知ることができて勝手に頭の中の思考回路がつながったのです。
もちろん決して安くはないので予算面での問題もあり
決断する側の大変さもわかります。
しかし国が動き補助金や助成金が出る事も「0」ではないので
色んな方と意見交換しながら障がい者が安心して暮らせる場所を
提供していきたいと思いました。
共生社会を目指して仮説と検証の奮闘記はコチラ
「共生社会は強制ではない。」心が動いた人が出来る事をすればいい。僕等は皆に協力して貰って、背中を押して貰って、その機会をただただ作るだけなんですという話。 – NPO法人ハッピーライド (happyride.info)
この事業は九州朝日放送㈱から「
福岡県共助社会づくり基金」への寄附金を活用して実施しています。
障がい者の安心安全を担保するためのモデルケースが作りたい。それを広く伝えていきたい
その思いでさらに勉強して知識を深めながら「安心安全快適を施設から」届けていきたいと思っています。
【記事修正 令和6年2月11日】
一次避難所に該当するのは二階建て以上の施設であるという事
現施設に留まったとしても指定された場所での避難でない場合は行政が把握できて
いないために物資が届かない(届けられない?)が分かりました。
全ては障がい者とその家族、施設と施設で頑張る職員さんの
安心安全快適の為に引き続き勉強してきます。